img_01

独自の合宿免許

CLを筆頭に、それぞれの時期で利用可能なインフラと技術を用いて、誰でも使える完成度の高いテレマティクスサービスを用意していた。 しかし、それが高く評価され、一般ユーザーに広く普及したかというと、そうではない。
2003年からCWはNの純正カーナビで利用できる標準サービスになったが、それでもここ執筆時点までの会員数は約5万人強。 ユーザー認知度の点からも、まだ黎明期を脱しきれていない。
なぜ、第2世代CWは普及期に入れなかったのか。 その理由は3つある。

1つはメリットがユーザーやディーラーに理解されなかったことだ。 例えばキラーサービスのCLライトは確かに便利だが、ディーラーの説明でそのメリットを理解するのは難しい。
ある程度の期間、使い込んでみて初めて便利さが実感できるサービスだ。 またラジオ感覚の使いやすさを目指したオートDJは、カーナビや「ケータイ」全盛の日本市場において、意図したシンプルさが理解されにくく、コンテンツ数の少なさや表現力の低さというネガティブな受け取られ方をしてしまった感は否めない。
メリットがなかなか理解されなければ、当然、価格に対してもユーザーはシビアな反応を示す。 第2世代CWはなぜ苦戦したか00年8月の料金改定前のCWの利用料金は月額17円、一括年払いならば5250円で、これでCLライトとオートDJ、メールサービスが利用できる。
有人オペレーターサービス付きであることを考えれば、破格といえるほど安い。 それでも価格がボトルネックになってしまうのは、CWのメリットが伝わっていないことの表れだ。
Nは00年8月の料金改定において購入後3年間の基本料を無料化した。 CLライトを筆頭に、CWは使うことでメリットが理解できるサービスのため、この長期にわたる無料化で価格のボトルネックは大きく解消されるだろう。
2つめの理由は「携帯電話との接続」部分のインターフェイスである。 CWはユーザーの手持ちの携帯電話をカーナビに接続し、携帯電話経由でテレマティクスサービスを提供する。
しかし、クルマに乗り込むたびにカーナビに携帯電話を接続するのはユーザーにとって煩わしく、面倒な作業だ。 また、CWで使用できる携帯電話はNTDの第2世代携帯電話「M」中心であり、第3世代の「F」や他キャリアの対応は遅れ気味だ。
auについては別売りのケーブルを購入しなければならない。

合宿免許で差がつきます。業界最大手の合宿免許です。